孤独とあたたかさ
11月に入ってから、ものすごく悲しくなることがある。
感じるだけで絶望に引き込まれるような「孤独感」が私の中にはある。
この世の悲しさばかりを目の前で見せつけられるような気持ち。
そんな気持ちは母親にしか話せない。
でも母に話したからといって、その気持ちが消えるわけでもない。
私にずっとずっとつきまとう闇。
私を悲しみの中に突きおとすもの。
母はそんな私に、
ひとりじゃないということをいい加減に感じてみなさい
その温かさを心から感じて、そんな闇を一生感じずに済むくらいに幸せになりなさい
それを自分に与えなさい
と言ってくれる。
ハルちゃんが悲しいなら、私も悲しいんだよ
あんたを置き去りにすることなんてないんだから、ひとりになるかもって母親を疑うな!!
と。
親にも頼れない、この世で本当にひとりになる感覚を、私は10代で味わった。
死んだ方がいいと、人生で一番思わされた時。
達観して見てみれば、私は自分で、「孤独感」というものを味わうことを1つの目的にして、この世に生まれてきたんだと思う。
孤独感は私がこの世で最も怖れてるものかもしれない。
今日、自分の内側を絵で表現していて、とても素晴らしい感覚を味わった。
あの温かさ、楽しさ、嬉しさ、
目に映るものすべてがいつもと違って見える。
お花の色と花びらの形の違いにすら、感動を覚える。
こんな感覚を感じる世界があるんだ。。。と、この世の素晴らしさを感じられる。
私にはまだまだ知らないステキな世界があるんだなぁ、、、って。
感動と同時に、私はそれを知らずに今のまま生きてしまうかもしれない、と怖くなる。
心を開く素晴らしさをずっとずっと覚えていたい、と思うのに、心を開いて何の意味があるんだろうか、と怖れる自分がいる。
なんて悲しい気持ちなんだろう。
そんな気持ちに、私は寄り添わずにはいられなくなってしまう。
そんな感じで、11月になってから、よく号泣する。
母にそれをたまらず話すたび、泣いて、怒って、気持ちをぶつける。
ぶつける宛があって、反応してもらえるからまだ幸せだ。
母の言葉と気持ちを受け取って、私は人とつながる温かさを心から感じられるようになりたい。
そう望み続ける強さを持てる人になりたい。
心からそう思う。
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